半坪ビオトープの日記


一般にカランコエといえば、赤や黄色やピンクの小花を上向きにたくさん咲かせるブロスフェルディアナ(K. blossfeldiana) を指すが、ほかにランプのように花を下向きに咲かせる種もある。
その一つがこの「ウェンディ」(Kalanchoe cv.'Wendy') という園芸品種で、オランダのワーゲニンゲン大学のカルバーが、マダガスカル原産のミニアタ(K. miniata) とポルフィロカカリス(K. porphyrocacalyx) を交配させて作出したとされる。
非耐寒性の多肉植物で、茎頂に長さ3cmの釣鐘型の濃紫赤色の花を咲かす。花弁の先は4裂し、黄色で鮮やかである。草丈は20〜30cmになり、花期は3〜5月。暖かくなって軒先に出されてきたものだろう。