半坪ビオトープの日記


5裂しているルリ色の花弁がくっきりと鮮やかなこの花は、ウィンカ属のツルニチニチソウ(Vinca major) という。属名は、ラテン語 vincio(結ぶ)に由来し、花輪をつくるのにこの植物の長い蔓を用いたことにちなむ。
南ヨーロッパから北アフリカの原産の常緑の亜低木。株元から多数の茎をのばし匍匐する。花径は4〜5cmで、3月から5月にかけて咲く。
上の写真のように葉は照葉で美しい。次の写真のように葉に黄白色の斑入り・覆輪のものや、花弁が細くなる変種もある。
白色花は、葉も花も一回り小さい、ヒメツルニチニチソウ(V. minor) の変種で、このように葉に黄班や白班が入るものもある。