半坪ビオトープの日記


ソメイヨシノもようやく花開き、春らしくなってきた。今頃、庭の片隅によく咲いている星形の花がこのハナニラ(Ipheion uniflorum) である。属名にはイフェイオンのほかにもいくつかあるが、和名ではハナニラ属といい、明治中ごろに渡来したそうだ。英名は、spring starflower という。
メキシコからアルゼンチンにかけて分布するユリ科の球根性多年草で、地下に鱗茎をもちニラに似た葉を出し、3月から4月にかけて花径3〜4cmの花を咲かす。原種はウニフロルムといい、はじめは淡青色をしているがだんだん白くなる。

最初から白い花は「アルバ(alba)」 といい、これもよく見かける。

濃いブルーの花は「ロルフフィードラー 'Rolf Fiedler'」という園芸品種で美しい。