半坪ビオトープの日記


キンセンカ(金盞花)はカレンジュラ(Calendula) 属の代表格で、かつてはマリーゴールドといわれていたが、16世紀以降、現在のマリーゴールドにその名をとられてしまった。
そのキンセンカに名をとられたのが、このホンキンセンカ(Calendula arvensis) で、元来はキンセンカと呼ばれていたが、現在のオフィキナリス(C. officinalis) をキンセンカと呼ぶようになったので、牧野富太郎がホンキンセンカと改称したという。
その後、日本ではあまり見かけなくなっていたところ、近年、2cmほどの小さな花が見直されて、カレンジュラの名でかなり出回るようになった。
このアルウェンシスもヨーロッパ原産である。