半坪ビオトープの日記

ハゴロモルコウソウ

眩しいほど鮮やかな緋紅色の花は、熱帯アメリカ原産のルコウソウ(Quamoclit vulgaris) という。ヒルガオ科のつる性一年草で、鳥の羽のように深裂する繊細な葉も鮮やかな緑で美しい。
7月から10月まで長く咲き続けるので留紅草と書いたり、あるいは縷紅草と書く。白色の花もある。日本へは1634年に渡来している。
右上の花はハゴロモルコウソウといい、朝顔のような心臓形の葉をしたマルバルコウルコウソウとの交雑によりアメリカのスローターにより1908年に育成されたものである。
別名モミジバルコウというように、葉は深裂するがルコウソウほど羽状ではない。