半坪ビオトープの日記

hantubojinusi2008-09-12

秋の七草の一つであるオミナエシ(女郎花)は、近くのスーパーの向かいで7月から咲いている。今でも咲いているが盛りを過ぎた感が強い。和名でオミナエシオミナエシ属のオミナエシは、学名ではパトリニア属のスカビオシフォリア(Patrinia scabiosifolia) という。
属名は、19世紀末にシベリア・東アジアで植物・鉱物を採集した、フランスの鉱物学者ウジェーヌ・パトラン(Eugène Patrin) の名にちなむ。
オミナエシは、日本全国および東アジア一帯に分布する。直立する草たけは1m以上、花序はよく分枝し、径4mmほどの黄色の花を密につける。
万葉の時代から有名であり、その名の由来は、「女飯(おみなめし)」「女なるべし」など優しい花姿による。盆花とする地方も多い。