半坪ビオトープの日記

カエル

この花はラン科テガタチドリ属のジムナデニア・コノプセア(Gymnadenia conopsea)。日本のテガタチドリと同種。スイス全土からユーラシア北部に広く分布する。根が肥厚して掌状に分かれるため和名は手形千鳥という。湿り気のある土地に多い。
スイスにはテガタチドリやハクサンチドリの仲間が日本に比べて非常に多く20種ほどあり、ラン科全体だと60種を超え、美しい花が多い。
右上のカエルは15mm程の子ガエル。標高2500mあたりの小さなせせらぎの近くにいた。姿形や色柄からするとアカガエルの仲間と思われる。