半坪ビオトープの日記

エウフォルビア・キパリシアス

ブラウヘルトに近づくとフィンデルン氷河跡の谷間は深くなり、対岸には林が見えてくる。林の上の草原に緑色のグリュンゼー(2300m)が見える。
スネガやブラウヘルトからリッフェルアルプ(2211m)へ向かう道が湖の手前を右(西)に横切っている。ちょうど中間に位置するので、この近くにあるレストランはよく使われる。
右上の花は、エウフォルビア・キパリシアス(Euphorbia cyparissias)。葉は細い線形で茎に密集する。トウダイグサ属特有の杯状花序で、トウダイグサという属名も花序の形をイメージしている。
花色は黄色からオレンジ、赤色と変化に富む。有毒植物であるとともに薬用植物でもある。