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ウスユキソウ属の特徴は、頭状花とそれを星状に苞葉が並んだ様子である。「アルプスの星」と呼ばれるのもうなずける。
頭状花は中心に黄色い雄花、外側に５個ほどの雌花が丸く囲む。葉も花も全体に白い綿毛で覆われている。
青紫の花はアスター・アルピヌス(Aster alpinus)。小さな白い花はタカネツメクサ属のミヌアルチア・ベルナ(Minuartia verna)。日本特産の高山植物、ホソバツメクサの母種にあたる。
右上の花は、ティムス・ポリトゥリクス(Thymus polytrichus)。よく群生する。日本のイブキジャコウソウの類縁種で、同じくよい香りがする。同属のタイムと同様、香草として料理に使われる。