半坪ビオトープの日記

ケラスティウム・アルピヌム

エーデルワイスの花は、中部ヨーロッパに1種のウスユキソウ属である。この属はユーラシア大陸と南米に分布するが東アジアに多い。
日本にはミヤマウスユキソウ、エゾウスユキソウなど数種あるが、中でもハヤチネウスユキソウやヒメウスユキソウは、エーデルワイスにとてもよく似ていて少しも見劣りしない。日本でも高山に分布し、見に行くのは簡単ではないが。
花についている虫は、ベニモンマダラという昼間飛ぶマダラガ科の蛾で、アルプスでは花に多く集まる。日本にも北海道と長野県に生息する。
右上の花は、ケラスティウム・アルピヌム(Cerastium alpinum)。ミミナグサ属の中でも特に高地にしか分布していない。