半坪ビオトープの日記

ハマユウ(浜木綿)

関東以西の各地、中国、東南アジア、インドに分布し、海岸の砂地に自生する。ヒガンバナ科の常緑の大型多年草で、高さは70cmほどになる。鱗茎が地中から直立して、中心から花茎を伸ばし、6〜9月、傘状に20個以上の白い花を咲かす。芳香があり、基部はユリのように筒状である。蕾のときは淡いピンク色をしている。葉は濃い緑色で、厚く光沢があり、長さ30〜80cmとなり、冬も枯れない。種皮が海綿質なので海水に浮かんで広がる。
ハマユウの名は、花が木綿(ゆう)に似ているからという。形がオモトに似ているところから、和名はハマオモトである。