半坪ビオトープの日記

ブーゲンビレア(テリハイカダカズラ)

米原産でいかにも熱帯を思わせるような鮮やかな花でよく知られている。昔は温室でしか見られなかったが、地球温暖化のせいか最近では庭植えも見かける。葉は楕円状披針形で光沢がある。紫紅色の花弁のように見えるのは3個の総苞片で、中心に筒状の花が3個ある。総苞片は長さ2.5cmの心形である。
オシロイバナイカダカズラ属だが、学名のブーゲンビレアの名は、フランスの航海家として有名なブーゲンビーユ(1729〜1811)に因んで名付けられた。彼は新大陸の根拠地としてフォークランド島に三色旗を打ち立てた快男児として知られる。