半坪ビオトープの日記

ハグマノキ(スモークツリー)

南ヨーロッパ原産で中国を経由し、日本には1870年に渡来した。高さ5〜8mになる落葉小高木。葉は互生し、長さ3〜8cmの卵形〜倒卵形。6月頃、黄緑色の目立たない花を開く。花のあと花柄が糸状に伸びて花序全体が白煙のように見えるので、スモークツリーともいう。京都の同志社大学の大木が有名ということだが、見たことはない。庭木のほか、薬用、染料にも利用される。かなり前から職場の近くの庭で咲いていたが、よく考えれば咲いていたのではなく、枯れ尾花を見続けていたことになる。今は少しうす茶色になってきたが、これはまだ色づく前の写真である。