半坪ビオトープの日記


6月になったが、5月に見かけた花を少し取り上げる。カタバミ科カタバミ(オクサリス)属の花は、約800種あり、全世界に広がり日本にもカタバミ(Oxalis corniculata) や、ミヤマカタバミ(O. griffithii) など5種の自生種がある。多くの園芸種があるが、ムラサキカタバミや、イモカタバミ、オオキバナカタバミなど雑草化しているものも多い。

この白いカタバミは、イモカタバミ(O. articulata) の白色種で、どこにでもある桃色のイモカタバミに比べると珍しい。

こちらが、普通のイモカタバミである。パラグアイ原産で、いも状の塊茎があり子いもで殖える。ムラサキカタバミより花色が濃い。

このカタバミが以前から庭で駆除に困ったムラサキカタバミ(O. corymbosa) であるが、最近は余り見かけなくなったので、なつかしくも感じる。

こちらの大柄な花は、オオキバナカタバミ(O. pes-caprae) という南アフリカ原産のカタバミで、雑草化しているが見た目は華やかである。