半坪ビオトープの日記

シロカタバミ

このパラグアイ原産のイモカタバミ(アルティクラタ、Oxalis articulata) は、1950年代に記録された帰化植物で、花壇にまとまって咲くと色鮮やかだが、今では野生化してあちこちに生えている。
ムラサキカタバミ(O. corymbosa) より花色が濃く、葯は黄色。花は比較的小さく小葉1枚と花の大きさが同じくらい。地下に多数の小塊茎(子芋)を作って増える。
なにしろ大きな株をなす姿が圧巻で、雑草化しつつあるカタバミの中で最も迫力あるといえよう。時折、白色の花が混じることがあり、その白花種を増やしているのをよく見かける。