半坪ビオトープの日記


目白駅から北に行くと目白庭園だが、南に数分歩くと「おとめ山公園」がある。江戸時代の相馬家の屋敷の庭園だったところで、昭和44年に新宿区立公園とされた。
ここは落合台地の南斜面で、園内のあちこちから水が湧き、東京都の名湧水57選のひとつに選定されている。斜面の下には妙正寺川神田川が流れている。

園内には約100種、3000本の樹木があるといわれ、鬱蒼と茂る森となっている。

湧水は小川となり、池となり、水辺の多い公園になっていて、小川では子供たちがザリガニ釣りをする姿が見られる。

薄暗い川沿いに下生えとしてたくさん見られるキチジョウソウ(吉祥草、Reineckea carnea) は、都内でも有数の群生地だといわれる。