半坪ビオトープの日記


このベンケイソウ科の多肉植物は、グラプトペタルム・パラグアイエンセ(Graptopetalum paraguayense) という。メキシコ原産の常緑多年草で、園芸名はおぼろ月(朧月)という。英名は、ghost plant という。
楕円形で先が尖った匙状の多肉芽をロゼット状に整然と出す。白粉を帯びた緑黄色の葉は、ときに紅色を帯びる。4〜5月に花茎を伸ばし、径2cmの花を5〜10個つける。

近年、「グラパラリーフ」という名で、カルシウム、マグネシウム、ミネラル、ビタミンなどを含む栄養価の高い健康野菜として、テレビや雑誌で話題になっている。
ただし、食用はかなり品種改良されているが、園芸用はまずくて食べられないというから気をつけたい。シャキシャキとした食感と青リンゴのような酸味が特徴で、生葉のままでマヨネーズやわさび醤油をつけてもよい。
サラダ、和え物、炒め物、ピザやパスタのトッピング、ジュースなど、様々なグラパラレシピが紹介さている。