半坪ビオトープの日記


ポインセチアの原種を思わせるこの花は、同じユーフォルビア属のショウジョウソウ(猩々草、Euphorbia heterophylla) という。
猩々とは、古代中国で作られた想像上の獣で、赤く長い髪をしたお酒好きの猿に似た生き物で、現在ではオランウータンのことを言う。枝の先の小総苞が朱紅色になることを猩々にたとえた名前。

ブラジル原産の非耐寒性一年草で、茎の先端に花弁のない雌雄異花の小花を多く咲かせる。
花期は8〜10月。葉はバイオリン形が多い。生育旺盛で半ば野生化している。
実際に私も若い時に八重山竹富島で完全に野生化しているのを見ているので懐かしい。方言は、アカバナギーという。