半坪ビオトープの日記


オレガノといえば、イタリア料理の香辛料で有名だが、学名はオリガヌム・ウルガレ(Origanum vulgare) という。園芸上はハナハッカまたはワイルドマジョラムという。
同じ属でもハーブではなくもっぱら鑑賞用になっているのを、花オレガノと呼ぶ。主にギリシアの山岳地帯原産のスカブルム(O. scabrum) をもとに園芸品種が作出されている。

これはその代表ともいえる、ケント・ビューティ 'Kent Beruty' で、イギリスでスカブルムとユーラシア大陸原産のロツンディフォリウム(O. rotundifolium) とを交配させて作られた。
苞葉が房のように垂れ下り、ピンクの花の近くでは苞もピンクに染まる。

この花も花オレガノで、ネオンライト 'Neon Light' という。立ち性で高さ20〜30cmほどになる耐寒性多年草。早生タイプで5月から7月にかけて咲く。