半坪ビオトープの日記


紫色系で代表的な花といえば、ザ・プレジデントであろうか。この花は、それに似たハクオウカン(白王冠)に近いと思われる。

クレマチスの中で早くから栽培されてきたものは、地中海沿岸原産のビチセラ(viticella) 、中国原産のテッセン(florida) 、日本原産のカザグルマ(patens) であり、
それらに中国原産のラヌギノーサ(lanuginosa) とヨーロッパから中央アジアに分布するインテグリフォリア(integrifolia) を加えた5種をもとに現在の主な園芸品種が作出されてきた。

日本では江戸時代にカザグルマの園芸品種がたくさん作られたが明治時代に多くが消滅した。
大正時代にはヨーロッパで種間交雑によって作出された品種がたくさん日本にも導入された。

今では内外のものをあわせ200品種以上が栽培されているとされ、クレマチス図鑑には210種も紹介されているが、名前がわからないものも多い。