半坪ビオトープの日記


このツルナ科ドロテアンツス属のベリディフォルミス(Dorotheanthus bellidiformis) は、近縁属のマツバギクに似ているが、マツバギクの葉が円筒状なのに比べ、こちらは細長いヘラ状である。属名は、命名者の母ドロテアの名とギリシア語 anthos(花)に由来する。
南アフリカのケープ地方原産の1・2年草で、日本には1935年に渡来した。一般には、英名のリビングストンデージー(Livingstone daisy) の名で出回っている。

光が当たると花開き、陽が陰ると閉じる。花色は光沢のある赤紫色が基本で、ほかに赤や橙色がある。まとまって花開くさまはとてもにぎやかである。

後日、朱色、黄色、白色のリビングストンデージーを見かけたので追録しておく。