半坪ビオトープの日記


キンギョソウに似ていて小さいのでヒメキンギョソウ(姫金魚草)と呼ばれているのは、リナリア属のビパルティタ(Linaria bipartita) あるいはマロッカナ(L. maroccana)の種間雑種を園芸品種に育てたものである。
属名は、アマ属(Linum) に由来し、葉が似ていることにちなむ。和名はウンラン属という。キンギョソウと同じゴマノハグサ科だが属は違う。
上の花は地中海沿岸原産のビパルティタ系の園芸品種。スミレ色の花冠が爽やかで、喉部はリナリア属特有のオレンジ色をしている。
マロッカナ系のヒメキンギョソウは、紅、桃、赤紫、白、淡黄など花色が多彩である。普通は4〜6月に咲くが、早くも近くの公園で咲いていた。