半坪ビオトープの日記


花の形が風変わりで金魚に見立てられたのが、アンティリヌム属のマユス8Antirrhinum majus) 、いわゆるキンギョソウ(金魚草)である。属名は、ギリシア語 anti(のような)とrhinos(鼻)からなり、花形にちなむ。英名は、snapdragon(かみつく竜)で龍の頭を指す。
地中海沿岸原産の多年草だが、園芸的には一年草として扱われる。草丈は20cm〜1m、花色は白、黄、桃、橙、紫紅、緋赤色など豊富である。
園芸品種が多く、今は夏蒔きで花期が12月〜2月の促成品種が出回っているが、秋蒔きで花期が5月頃の品種もある。