半坪ビオトープの日記

ニチニチソウ

春から秋まで毎日花が咲き続けるため、ニチニチソウ日々草)と呼ばれるこの花は、キョウチクトウ科ニチニチソウ属のカタランツス・ロセウス (Catharanthus roseus)という。
マダガスカル、ブラジル、ジャワなど新旧両大陸熱帯地域に分布し、種々のアルカロイドを含有するので、古くから民間薬としても利用される。
熱帯では亜低木だが温帯では1年草として扱われる。江戸時代に渡来した当初は人目を引いたらしく、オイランソウ(花魁草)の別名がある。
いくつもの園芸品種があり、色も赤、桃、白に赤目など変化に富む。この珍しい暗赤色の品種は「夏の架け橋」という。