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濃橙色のカンプシス属のノウゼンカズラに似た白色のこの花は、ノウゼンカズラ科パンドレア属のヤスミノイデス（Pandorea jasminoides) という。
属名は、ギリシア神話のパンドラにちなむ。種名は花冠の形状が漏斗状筒型でジャスミン（ソケイ）に似ることをあらわす。
オーストラリア原産で江戸末期に日本に渡来した。花冠は径５ｃｍの白色または淡桃色で５弁に裂け、喉部は濃桃色である。