半坪ビオトープの日記

ミソオティス・アルベンシス

ようやくエギーユ・ルージュの稜線、コルヌ峠(2414m)にたどり着いた。右には出発点のプランプラからも見えたプーリー・ブネ峰(2561m)が控えている。ぼろぼろ崩れるような感じの岩の塊だ。すぐ下には大きな雪渓がある。
右上の水色の花は、ワスレナグサ属のミオソティス・アルベンシス(Myosotis arvensis) 。種名の arvensis とは、野原の という意味で、アルプスだけでなくヨーロッパに広く分布する。
花びらが開ききって黄色い花芯が見えるワスレナグサとは違い、このアルベンシスは花びらは開ききらず、葉だけでなく萼にまで白い毛が密生する。