半坪ビオトープの日記

レオントドン・ヘルベティクス

シャモニ谷の向こうにはグランドジョラス(4208m)の北壁が見える。手前にメール・ド・グラスは見えないが、そこに合流するルシャー氷河は見える。
左に聳える鋭い尖峰ドリュ(3754m)も、奥に位置するヴェルテ針峰(4122m)の前では迫力に欠ける。モンタンヴェールからはドリュに隠れて見えなかったヴェルテ針峰が、雪を抱えて意外と大きい。
右上の黄色い花は、レオントドン・ヘルベティクス(Leontodon helveticus)。チョウやハチなどがよく集まっているヒスピドゥス(L. hispidus)に似ているが、こちらのほうがやや小さく、葉の枚数も少なく、葉の細り方が著しい。