半坪ビオトープの日記


今回は相浜の交差点でレンタサイクルを借りて半日走り回ったが、道端の畑や庭先でいろいろなケイトウを見かけた。
ケイトウ(鶏頭)の学名は、ケロシア・クリスタタ(Celosia cristata) という。属名は、ギリシア語 keleos(燃焼した)に由来し、燃えるような花姿にちなむ。
熱帯アジア、インド原産で、高さは60〜90cm、多くの園芸品種があり、矮性では15cmほどである。花序の形で、トサカ系、久留米系、ヤリゲイトウ、フサゲイトウ(羽毛ゲイトウ)に分かれる。
この花がヤリゲイトウという。最近は矮性もよく出回っている。

この球形の花序を持つ品種を久留米系という。赤色が基本だがこのようにピンクや白色のものもある。

こちらの尖った花は、台北でも見かけたノゲイトウ(C. argentea) の交雑種であろう。ノゲイトウとヤリゲイトウは似ているが、ノゲイトウは葉の幅が狭い。

極端に尖ったこのケイトウも、ノゲイトウ の交雑種と思われるが確かではない。