半坪ビオトープの日記


夜明け前、久しぶりにヤマアカガエルの鳴き声で目が覚めた。ケロロロロロ、ケロロロロロ、ケロロロ、ケロロロと何やら騒がしい。
二匹以上いるのかと耳を澄ましても、ダブるところはないので一匹なのだろう。特に今日は暑くなったので、珍しく宵の8時前にも鳴いていた。
さて、小さな花をたくさん咲かせているのは、エリカ・カナリクラタ(Erica canaliculata) という。和名のジャノメエリカが有名で、別名はクロシベエリカ、英名は channelled heath という。

南アフリカのケープ地方原産の常緑低木で、高さは2mにもなる。極めてよく分枝し、小枝の先に3個ずつ花をつける。花冠は鐘型で長さ4mm、花色は桃色で黒色の葯が目立ち、和名はこれに由来する。
開花は長く11月〜春に及ぶ。残念ながらこの花は長く咲き続けたためか、かなり色が褪せてしまっている。