半坪ビオトープの日記


ここ数日、ヤマアカガエルの鳴き声は聞こえない。寒さがぶり返したため、また冬眠状態に戻ったのかもしれない。
さて、ドウダンツツジの白い花によく似たこの花は、エリカ・フォルモサ(Erica formosa) という。和名のスズランエリカの名で流通している。英名は、channelled heath という。

南アフリカのケープ南部に広く自生する常緑低木で、高さは60cmになる。よく分枝し、小枝の先に壺型の花を3個ずつ咲かせる。
エリカ属の花の一部はヨーロッパに産して耐寒性があるが、残りの多くは南アフリカ原産で耐寒性はあまりない。エリカ属の花は比較的花期が長いが、スズランエリカの花期は3〜4月と短い。