半坪ビオトープの日記


ペルー、ボリビアなどのアンデス高地原産の球根性ベゴニアを元に、交配・作出された園芸品種の総称を球根ベゴニア(B. × tuberhybrida) という。

半耐寒性で暑さに極めて弱い多年生植物で温室栽培が普通である。直立する主に大輪のスタンドタイプや下垂する中輪のハンギングタイプがある。

球根ベゴニアとインド洋のソコトラ島原産の球根性のソコトラナ(B. socotrana) との交配による園芸品種の総称をエラチオール(B. × hiemalis) という。

その後改良が加えられ、大輪の花を作ったのがドイツの育種家オットー・リーガーで、その品種群をリーガーベゴニアという。1979年には、ヨーロッパでシクラメンを抜いてこの花が販売鉢物の第1位になった。
北朝鮮金正日のために日本で作出され寄贈された、赤い金正日花も球根ベゴニアである。