半坪ビオトープの日記


サザンカとツバキの交雑種といわれるカンツバキ(Camellia × hiemalis)は、「獅子頭」あるいはそれから生じた園芸品種群の総称とされている。横張り性が強く樹形が低いので刈込仕立てが多い。
それに対し、幹が立ち上がって3mほどになる「勘次郎」という品種が、タチカンツバキ(立寒椿)あるいはタチカンと呼ばれて垣根や庭木に活用されている。ウタマクラ(歌枕)の別名もある。
花期はツバキより早く12月から3月である。花弁がばらばらに散り、強い香りを持ち、子房や葉柄などに毛があることなどは、サザンカと同じ性質である。