半坪ビオトープの日記

サンゴバナ

桃色の噴水のように見えるこの花は、キツネノマゴ科ジャスティシア属のカルネア(Justicia carnea) で、和名をサンゴバナ(珊瑚花)という。属名はスコットランドの園芸家ジャスティス(Justice) に因む。
ブラジル、アルゼンチンなど南米原産で、高さ2mにもなる亜低木。大きめの長卵形の葉をもち、茎頂に10cmほどの密穂状円錐花序をつける。

花冠は濃桃赤色あるいは淡桃色で長さ5cm、唇形で下唇の裂片は反転する。夏咲きだが周年開花性があり、鉢花としても利用される。職場の庭にも、右上の花と同様、淡桃色のサンゴバナが咲いている。

後日、珍しい黄色種を見つけたので追加しておく。これは、同属のアウレア(J. aurea) で、メキシコ南部から中央アメリカに分布する。