半坪ビオトープの日記

ヒエラキウム・ピロセラ

グレポンの尾根を回りこんで下りきると、エギーユ・デュ・ミディの左にシャモニ針峰群がその全容を現す。左からグラン・モンテ(Grds. Charmoz 3445m)、ブレチエール(Blaitiere 3522m)、プラン(Plan 3673m)、エギーユ・デュ・ミディ(Aig. du Midi 3842m)となる。
針峰群という名にふさわしく針のような尖峰が林立している。アルプスの中でもこれほど鋭い針峰群が集まっているところはあまりなく、特異な景観を呈している。
右上の花はヒエラキウム・ピロセラ(Hieracium pilosella)。数多いミヤマコウゾリナ属の中でも広く分布し、タンポポのようによく群生する。