半坪ビオトープの日記

ソルダゴ・ミヌータ

ザースフェー3日目の朝、ようやくゴンドラにて右の林のすぐ上にあるハンニック(Hannig 2350m)に上った。その上がメリック(Mallig 2535m)で、左にはゲムスホルン(Gemshorn 3545m)の尾根が見える。
ハンニックには前日降った雪がまだ30cmほど残っていた。西(左)寄りに進むとトレンバッハの沢があり、その先のトゥリフトから急斜面を下りていくのがコースとなっている。ホーバルム氷河が眺められるはずだが、雪と雲で見分けがたい。
道の山側だけ雪が切れて花が顔をのぞかせている。黄色い花では、キジムシロの仲間のポランティア・ディフロラ、キバナシオガマに似たペディクラリス・ツベロサなどが見つけられた。
右上の花は、ソリダゴ・ミヌータ(Solidago minuta)。日本のミヤマアキノキリンソウの近縁種でよく似ている。