半坪ビオトープの日記

蛹になる呪文

ツマグロヒョウモンの終令幼虫は、5〜7日で蛹になる。蛹になるときには近くの枝葉に移るが、適当なものがなければ食べていたスミレの葉柄にもぶら下がる。30mm程度に身をかがめ、頭を下にして垂下した姿は、幼虫から蛹への変身の呪文を唱えているみたいだ。数時間後に蛹となる。午前中の場合もあれば、夕方から夜にかけての場合もある。幼虫は雨をよけて飼育箱に保護しているが、今日も日中に2匹が蛹になった。久しぶりの雨のため、子ガエルもビオトープの外へ元気よく出かけたようだ。隣の庭で2匹だけは保護した。