半坪ビオトープの日記

札幌、時計台


冬の札幌を彩る風物詩として定着している「ホワイトイルミネーション」も、年末には大通会場が雪祭り準備のため終了していた。駅前通りと南一条通りのイルミネーションを大まかに見て回った。

大通公園の突き当たりのさっぽろテレビ塔もイルミネーションされていて、時々色が変わっていた。

晦日に札幌市内を見物することになったが、あいにくほとんどの施設が年末年始の休館日だった。
観光名所として有名な時計台は、W.S.クラーク博士の提言により、札幌農学校(現北海道大)の演武場として、明治11年に建築された。時計塔は明治14年に設置され、日本最古の塔時計として、今も時を告げ続けている。館内は札幌歴史館として公開されているが、残念ながら休館日だった。

さっぽろテレビ塔は、昭和32年(1957)に竣工した電波塔である。

テレビ塔は、高さ147.2mの札幌のシンボルタワーで、地上90mの展望フロアからは、大通公園を始め市街地を一望できる。

大通公園の突き当たりには円山公園があり、その上に大倉山ジャンプ競技場や展望台が見える。
テレビ塔を下りて、二条市場と狸小路周辺を散策する。

飲み屋が多いという商店街の狸小路も、昼間は閑散としている。

散策の最後は、駅の近くにある北海道庁旧本庁舎を外から見た。明治21年(1888)に建てられ、北海道開拓時代のシンボルだった赤煉瓦造りの色鮮やかな建物は、国の重文に指定されている。
ここも休館で内部が見学できないのが残念だった。