半坪ビオトープの日記


鯵ヶ沢から深浦町にかけての海岸沿いには焼きイカ店が多い。千畳敷から深浦港に向かう途中の風光明媚な風合瀬海岸に、かそせいか焼き村という道の駅がある。

近くには風合瀬鳥居崎の弁天島や大島などが点在する奇岩怪石の絶景もある。ここで焼いているイカが美味しそうなので買い求めた。

店の中では、真イカ30パイ一箱が、なんと1,500円で売られていた。

深浦港は大きな入り江になっていて、江戸時代から明治時代にかけて、上方と蝦夷地を結ぶ北前船の風待ち湊として栄えた地であり、風待ち館に北前船関連資料が展示されている。深浦港に面して、歴史民俗資料館・美術館、「太宰の宿」ふかうら文学館、風待ち館と資料館が多い。
「太宰の宿」ふかうら文学館は、太宰治の小説「津軽」にも登場する旧秋田屋旅館を改築したもので、太宰治大町桂月など深浦を訪ねた文人達の資料が展示されている。

2階にある「太宰宿泊の間」は、当時の様子を再現したものである。撮影禁止なのでパンフの切り抜きを載せる。
美知子夫人や佐藤春夫に宛てた葉書や手紙、「津軽」の初版本なども展示されている。