半坪ビオトープの日記


千鳥ヶ淵に沿う全長700mの遊歩道が千鳥ヶ淵緑道で、ソメイヨシノオオシマザクラなど約280本の桜が道行く人の頭上に咲き乱れている。

緑道の中央には四角い池に囲まれて、「自由の群像」というブロンズ像が立っている。広島平和記念公園の「原爆の子の像」の作家、菊地一雄の制作によるもので、三人の男性像は「自由」「自尊」「進取」をあらわしているという。

桜は満開をすぎ、ハラハラと花びらが舞い始めていた。土手にはサクラの下に菜の花も群生していて彩りを添えている。

千鳥ヶ淵は東京でも有数のお花見の名所として有名である。だが毎年恒例の桜並木のライトアップは、東日本大地震を考慮して中止となっている。

皇居の北西側にある千鳥ヶ淵は、江戸開府後の江戸城拡張の際、局沢川という川を半蔵門と田安門の土橋で塞き止めて造られたお堀である。