半坪ビオトープの日記


東西に延びる多摩丘陵の尾根道がよこやまの道だが、古代より何本もの街道が南北に交差してきた。
鎌倉古道(鎌倉街道早ノ道、鎌倉街道上ノ道、軍事戦略鎌倉道)や奥州古道、奥州廃道、古代東海道など、万葉の古代から中世、江戸時代にかけて交易商人、巡礼者、貴人・官人、幕末の新撰組など多くの人々が行き来した。
横木の階段のところで、黒い3頭のラブラドールを散歩させている夫婦に出会った。このあたりのゆるい上り下りの道は、散歩にうってつけといえよう。

葉がすっかり落ちて明るくなった雑木林をゆっくりと上っていくと、やがて小高い丘に着く。

丸い形の椅子型のベンチがいくつも並んでいて一休みできそうだ。

水色の杭に囲まれた一角に国土地理院および諏訪岳144.3mと書かれた標識が立っていて、水準点らしき標石が頭を出して埋まっていた。