半坪ビオトープの日記


この風変わりな花は、ユリ科エウコミス属のアウツムナリス(Eucomis autumunalis) という。属名は、ギリシア語 eukomes(美しい髪の毛)に由来し、花序の頂部に群生する緑色の葉状の苞からつけられた。
英名は、Pineapple lily といい、日本でもパイナップル・リリーの名で流通している。ちなみに本日8月17日は、8・1・7から「パイナップルの日」と呼ぶ。

アウツムナリスは、南アフリカ原産の非耐寒性の球根植物で、花径は40〜50cm。頂部に15cmの総状花序をつける。その上の葉状苞と蕾を合わせて、パイナップルに見立てられている。
花期は7〜9月。花は初め黄白色で、やがて緑色になる。