半坪ビオトープの日記


この特異な形をした植物は、ウツボカズラ目サラセニア科サラセニア属のアミメヘイシソウ(Sarracenia leucophylla) という。

サラセニアという属名は、本属の発見者でヨーロッパへもたらしたケベックの医師で自然科学者のサラザンの名にちなむ。和名はヘイシソウ(瓶子草)で、酒器の瓶子に見立てた。

アミメヘイシソウは、北アメリカ東部の湿地に分布する、葉が筒状になった食虫植物で、高さは1mになる。サラセニア属には8種しか野生種はないが、自然交雑種や人為交配種が多く、観葉植物として人気がある。