半坪ビオトープの日記


一般に西洋サクラソウと呼ばれているこの花は、プリムラ・マラコイデス(Primula malacoides) という。
プリムラ属の花は実生、株分け、根伏せなどいろいろな方法で増殖でき、多年草だが夏を越すのは難しい。

このマラコイデスはこぼれ種でもよく繁殖するので、プリムラ属ではもっともよく見かける花となっている。

中国雲南省四川省原産で、1884年にヨーロッパへ伝わり、20世紀前半に品種改良が進められ、日本には明治末期に渡来した。

花色には、桃色、赤色、白色、紫桃色、藤桃色などがあり、八重咲きも含め多くの園芸品種がある。