半坪ビオトープの日記


淡島マリンパークにはカエル館があり、常時「世界のカエル展」を開催し、約45種100匹以上のカエルを展示している。種類数は日本一を誇る。
この優しそうなカエルは、オーストラリア原産のイエアメガエル(Litoria caerulea) という。耕作地や民家の近くに生息し、人家に入り込むこともあり、ペットとして人気があるといわれる。

このどぎつい色彩のカエルは、マダガスカル原産のサビトマトガエル(Dyscophus guineti) という。赤色からオレンジ色、黄色など錆びの色に似る。外敵に襲われると体を膨らませて威嚇防御行動をとるという。

この苔に覆われた石に二匹紛れているのは、ベトナム固有種のコケガエル(Theloderma corticale) という。皮膚にはいぼが密集し、緑色、赤褐色、黒褐色が複雑に混ざって、苔でできたカエルの姿をしている。このカエル館で飼育繁殖させ販売もしている。エサのコオロギも一緒に販売している。