半坪ビオトープの日記


庶民の夏の花の代表といえるアサガオ(Pharbitis nil) だが、古代中国では高価な薬で牛と取引されたという。中国名は牽牛(けんご)、漢方薬は牽牛子といい、下剤、利尿剤である。

日本渡来は奈良時代末といわれ、中国では4世紀にすでに記録があるが、原産地は熱帯アジアあるいはヒマラヤと諸説ある。

江戸時代には変化咲きアサガオも含め大流行し、270品種を数えたといわれる。明治以降は大輪ブームとなり、昭和41年には26.2cmを記録した。

英名は、Japanese-morning-glory という。