半坪ビオトープの日記


マツバボタンといえば、夏の暑さに負けずに咲き続ける健気な可愛い花と思っていたが、早く咲く大輪の園芸品種がある。この花は、ドイツから戦前に導入されたポルツラカ属のマツバボタン(Portulaca grandiflora) のジュエル('Jewel')という園芸品種で、花径が6cmもある紫桃色の大輪種である。
春播き一年草の普通のマツバボタンより耐寒性があり、越冬して早めに咲き出す。
ポルツラカ(スベリヒユ)属のマツバボタン(Portulaca grandiflora) は、ブラジル、アルゼンチン原産で、普通種の花径は3cmほどである。

このピンクと白のバイカラーの花も花径が5cmもあり、色模様に変化があって面白い。

この八重のマツバボタンも花色が豊富で、一般にミックス(混合)で種が出回っている。最近は、同属のポーチュラカ(P. oleracea) が花つきがよく、見栄えのいい花として盛んに植えられている。