半坪ビオトープの日記


少し盛りを過ぎてしまったが、いわゆるシャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)は、サボテン科シュルンベルゲラ属のバックリー(Schlumbergera × buckleyi) という園芸品種である。属名は、ベルギーの園芸家であり植物採集家のシュルンベルガーの名にちなむ。種名は、イギリスのサボテン栽培家バックリーの名にちなむ。
クリスマスの頃に咲くためクリスマス・カクタスとも呼ばれるが、11月頃から咲いている。ブラジル原産のラッセリアナ(S. rasselliana) とトルンカタ(S. truncata) の交雑種であり、どちらもジャングルの奥深くの樹上に着生するサボテンである。濃桃色、淡桃色、白色、赤色、橙色のほかゴールド(黄橙)など多くの花色の園芸品種が育成されている。
育てやすく丈夫なことから世界中で広く愛好されている。