半坪ビオトープの日記

ピラカンサ

一般にピラカンサと呼ばれて親しまれているのは、バラ科ラカンタ属(Pyracantha) の総称で、属名はギリシア語 pyr(火)と akantha(棘)に由来し、果実の色と棘にちなむ。和名はトキワサンザシ属という。
主な種は、トキワサンザシ(常盤山査子、P. coccinea) 、タチバナモドキ(P. angustifolia) 、ヒマラヤトキワサンザシ(P. crenulata) の3種であるが、最近は園芸品種の交雑が進み判別は難しくなっている。
秋から冬にかけて赤や橙色や黄色の果実が青い空に映えて美しく、庭木に好まれる。耐寒・耐暑性に優れ、丈夫で育てやすい。