半坪ビオトープの日記

オオケタデ

高さ2mにも達する大きなタデは、タデ属のオオケタデ(Polygonum orientale)という。ポリゴヌムという属名は、ギリシア語 polys(多くの)gony(ひざ)に由来し、ふくれた関節を多く持つことにちなむ。
和名は、茎や葉の裏に短毛を密生することによる。中国南部、東南アジアを原産地とし、日本では江戸時代より観賞用に栽培されるが、草地や空き地に自生していることもある。
花期は7〜11月と長い。多数の穂状花序を頂生し、10cm前後の紅紫色の花穂を垂れ下げる様子は圧巻である。