半坪ビオトープの日記

ベニニガナ

細く伸びた枝に径15mmほどの小さな緋紅色の花を咲かせているのは、キク科エミリア属のサギッタタ(Emilia sagittata)という。
和名ではウスベニニガナ属のベニニガナという。中国南部、インド東部原産の一年草で、切り花用として流通している。熱帯アフリカ原産という説もあり、ハワイや沖縄にはすでに帰化しているといわれる。近畿以西に自生する薄桃色のウスベニニガナによく似ている。
花期は6〜11月、黄色や橙色をした園芸品種もある。別名には、エフデギク、キヌフサソウ、エミリア、カカリア(旧属名)などがあり、英名は Tassel flower(房飾り)という。よく見ると花の形は房飾りに似ている。